外国人とのコミュニケーションを円滑にするコツ。言語の壁を解消する方法とは

近年、インバウンドの拡大や外国人労働者・留学生の受け入れ促進などを背景に、日本に旅行または定住する外国人が増加しています。
そうしたなか、日本国内のあらゆる場所で外国人とのコミュニケーションが必要な場面が増えています。特にホテルのフロントや自治体の窓口においては、外国人の観光客または住民と円滑にコミュニケーションを行うことが求められます。
ホテル・自治体の担当者のなかには、「外国人とコミュニケーションを行うコツが知りたい」「言語の壁を解消するにはどうすればよいのか」などとお悩みの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、外国人とのコミュニケーションを円滑にするコツや言語の壁を解消する方法について解説します。
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外国人とのコミュニケーションを円滑にするコツ
外国人との日本語によるコミュニケーションを円滑にするには、話すスピードや使用する言葉の選び方などに配慮が必要です。
ゆっくり話す
ゆっくりとした速度で話すことで、外国人でも日本語を聞き取りやすくなり、円滑なコミュニケーションにつながります。
一つひとつの言葉をはっきりと発音したうえで、文と文の間に一呼吸置くことがポイントです。
やさしい日本語を使う
やさしい日本語を使うことで、言葉を聞き取りやすくなり理解の促進を図れます。やさしい日本語とは、相手に配慮して難しい言葉を言い換えた分かりやすい日本語のことです。
▼やさしい日本語への言い換え例
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言い換え方
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言い換え前
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言い換え後
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難しい言い回しをしない
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納税
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税金を払う
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和製英語を使わない
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ヘルシー
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体によい
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二重否定を使わない
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不可能ではない
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できる
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尊敬語・謙譲語を使わない
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いらっしゃいます・参ります
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行きます
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法務省『在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン話し言葉のポイント』を基に作成
シンプルな表現に言い換えを行ったうえで、短くはっきりと言い切るように話すことで内容が正確に伝わりやすくなります。
出典:法務省『在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン話し言葉のポイント』
結論から話す
外国人とのコミュニケーションでは、結論から話すことが重要です。
日本語の文法では結論を最後に置きますが、英語をはじめとする主要な外国語では結論を最初に述べます。結論から先に話すことで、外国人にとって理解しやすい会話を実現できます。
結論から話す際は、理由と具体例を続けて、最後にもう一度結論を置くように会話を展開する方法が有効です。
外国人とのコミュニケーションで言語の壁を解消する方法
日本語での会話が難しい外国人とコミュニケーションを取る際には、言語の壁を解消する必要があります。
多様な外国人に対応する必要があるホテル・自治体においては、多言語指さしボードやピクトグラム、音声翻訳ツールなどの活用が有効です。
①指さしボードの作成
指さしボードとは、特定の物事やメッセージを多言語で併記したボードです。指さしツールやコミュニケーションボードとも呼ばれます。
指さしボードを作成することで、お互いに自身の母国語しか分からない状態でも、必要最低限の意思疎通を行えるようになります。
▼語指さしボードの例

画像引用元:農林水産省『飲食事業者のためのインバウンド対応ガイドブック(平成29年版)』
ホテル・自治体では、フロントや窓口でよくあるコミュニケーションについて指さしボードを作成することにより、スムーズな外国人対応を実現できます。
出典:農林水産省『飲食事業者のためのインバウンド対応ガイドブック(平成29年版)』
②ピクトグラムの活用
言語に依存しないコミュニケーションを行うには、ピクトグラムの活用が有効です。ピクトグラムとは、言語に頼らずに場所や施設などの案内を可能にする図記号を指します。
▼ピクトグラムの例

画像引用元:観光庁『持続可能な観光の推進に向けて』
ホテル・自治体でピクトグラムを活用することで、施設利用に関する必要な情報や禁止事項などを外国人に伝えられます。
出典:観光庁『持続可能な観光の推進に向けて』
③音声翻訳ツールの導入
多言語に対応した音声翻訳ツールを導入することで、日本人スタッフ・職員と外国人が言語の壁を超えてコミュニケーションを行えるようになります。
コニカミノルタが提供する『KOTOBAL(コトバル)』は、AIによる機械通訳とオペレーターによるビデオ通訳の機能が備わったハイブリッド通訳サービスです。タブレット1台で英語を含む最大32言語でのリアルタイム通訳が行えます。
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まとめ
この記事では、外国人とのコミュニケーションについて以下の内容を解説しました。
- 外国人とのコミュニケーションを円滑にするコツ
- 外国人とのコミュニケーションで言語の壁を解消する方法
ホテル・自治体においては外国人観光客・外国人住民との円滑なコミュニケーションが求められます。
ゆっくりとした速度でやさしい日本語を用いて結論から話すことで、外国人との日本語でのコミュニケーションを取りやすくなります。
一方で、日本語が分からない外国人とのコミュニケーションが求められる場面もあります。指さしボードやピクトグラム、音声翻訳ツールなどを活用することにより、言語の壁の解消が図れます。
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翻訳ツールと外国人雇用の比較



