東アジア圏からの観光客急増に伴い
お客様・スタッフ双方のストレスが増大
――多言語通訳サービス『KOTOBAL』を導入された背景を教えていただけますか。
堀 様 『KOTOBAL』導入の背景として挙げられるのは、コロナ禍が明けた2022年ごろから外国人観光客が急増したことです。とりわけ多いのは、九州地方への団体旅行の需要が高い韓国、台湾、中国からのお客様。それ以外では、タイや欧米各国からも来られており、外国人観光客は利用者全体の3割以上を占めています。その一方、当ホテルでは多言語対応ができる人材が不足していました。16名のスタッフのうち、英語以外の言語が使えるのは中国留学経験のある日本人スタッフ、韓国人スタッフ、スリランカ人スタッフの3名だけ。しかし人件費の問題などから、多言語対応ができる人材をこれ以上採用することは難しい状況でした。