『同時翻訳ディスプレイ』でスマートな多言語対応を実現
機械通訳ツールは気軽に言語間の障壁を解消できるツールとして重宝されています。多言語対応を推進するために活用している方も多いのではないでしょうか。
一般的には、タブレットやスマートフォンなどのデバイスで使用することの多い機械通訳ツールですが、“同時翻訳ディスプレイ”との接続によって、さらに利便性を向上することが可能です。
本記事では、同時翻訳ディスプレイの概要や導入によって実現できること、活用シーンを紹介します。一段上の多言語対応をご検討中の方はぜひ参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.同時翻訳ディスプレイとは
- 2.同時翻訳ディスプレイで実現できること
- 2.1.①目線を合わせたコミュニケーション
- 2.2.②言語間のリアルタイム翻訳・通訳
- 2.3.③翻訳以外の場面でも会話をサポート
- 3.同時翻訳ディスプレイの活用シーン
- 3.1.ホテルのフロントで
- 3.2.自治体・金融機関の窓口で
- 4.同時翻訳ディスプレイのまとめ
同時翻訳ディスプレイとは
同時翻訳ディスプレイとは、発した音声をリアルタイムで任意の言語へ翻訳・通訳するとともに、ディスプレイにテキストで表示するソリューションを指す単語として近年使われています。
ディスプレイには透明な素材が用いられることが多く、その外見から“透明ディスプレイ”とも呼ばれています。
▼イメージ
※京王プレリアホテル札幌様の実際の写真
あらかじめ機械通訳ツールと接続した同時翻訳ディスプレイを受付・窓口に設置するのみ(※)のため、翻訳・通訳が必要な際に都度デバイスを取り出す動作が不要になるほか、簡単に導入ができる点も魅力の一つです。多言語対応のDXを促進する場を中心に広く導入されています。
※サービスの提供元によって異なる場合があります。
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同時翻訳ディスプレイで実現できること
単体でも便利な機械通訳ツールですが、同時翻訳ディスプレイとの接続によって、さらにスマートかつスムーズにアップグレードすることができます。どのように変わるのか、3つピックアップして紹介します。
①目線を合わせたコミュニケーション
受付・窓口に同時翻訳ディスプレイを設置することによって、顧客と目線を合わせてコミュニケーションを図ることが容易になります。ディスプレイが透明なため、視野を遮ることもありません。
機械通訳ツールの活用頻度が多い場合や、よりスマートなサポート・サービスが求められる場に適しています。
②言語間のリアルタイム翻訳・通訳
発した音声がリアルタイムで翻訳・通訳されるため、通訳士が不在の状況でも多様な言語の壁を低減し、スムーズなコミュニケーションを実現できます。
サポート・サービスを提供する側の負担軽減に貢献するほか、顧客にとっても「母国語でコミュニケーションを図れる」というメリットがあります。これにより、顧客満足度の向上に一役買うことが期待できます。
③翻訳以外の場面でも会話をサポート
活用の幅は、翻訳・通訳が必要な言語間だけではありません。
日本語間での会話もサポート可能です。
音声がテキストで可視化されるため、耳が不自由な方とのコミュニケーションの際にも適しています。
同時翻訳ディスプレイの活用シーン
ここからは、どのようなシーンで同時翻訳ディスプレイを活用できるのか、コニカミノルタが開発した通訳サービス『KOTOBAL』と同時翻訳ディスプレイ(透明ディスプレイ)の活用シーンを例に紹介します。
ホテルのフロントで
透明な同時翻訳ディスプレイは、ラグジュアリーな空間デザインを損なうことなく設置できるため、ホテルのフロントにおすすめです。
チェックイン・チェックアウト以外にも、個別の要望や質問、緊急時など、さまざまな対応に活用できます。
自治体・金融機関の窓口で
※西尾信用金庫様の実際の写真
正確かつ丁寧な案内が必要な自治体や金融機関の窓口にも適しています。
KOTOBALの場合は、翻訳・通訳のログも残るため、言った・言わないなどのトラブル防止にも貢献します。
そのほか、同時翻訳ディスプレイは国内外・老若男女問わずさまざまな人が利用する駅の改札や商業施設のインフォメーションなど、さまざまなシーンで活用されています。 |
同時翻訳ディスプレイのまとめ
この記事では以下の内容について解説しました。
- 同時翻訳ディスプレイとは
- 同時翻訳ディスプレイで実現できること
- 視線を落とすことのないコミュニケーション
- 言語間のリアルタイム翻訳
- 翻訳以外の場面でも会話をサポート
- 同時翻訳ディスプレイの活用シーン
- ホテルのフロントで
- 自治体・金融機関の窓口で
タブレットやスマートフォンを使った翻訳・通訳はどうしても視線がデバイスを向いてしまいますが、同時翻訳ディスプレイの活用によってFace to Faceのコミュニケーションが可能になります。
また、発した音声がディスプレイにテキストで表示されるため、耳の不自由な方に対するサポート・サービス向上にも寄与します。
コニカミノルタが開発した通訳サービス『KOTOBAL』と同時翻訳ディスプレイ(透明ディスプレイ)を接続することによって、誰ひとり取り残さないスマートな対面窓口を実現できます。導入をご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。