ANAホリデイ・イン東京ベイ 対面、電話の宿泊施設の言葉の壁を取り除く、少人数運営を支える「安心感」となるツール

KOTOBALを導入したANAホリデイ・イン東京ベイ様は、2025年4月に開業した132室のホテルだ。天王洲アイル駅に直結し、羽田空港やお台場へのアクセスも良く、客室からは東京湾を眺望できる。IHGホテルズ&リゾーツのブランドの一員として世界中からゲストが集まり、インバウンド比率は80%を超える。特に米国からの宿泊客が最も多く、国内宿泊客の約2倍に達していることから、多言語対応は必須だ。
今回は、宿泊部支配人の今木氏、スーパーバイザーの竹原氏にお話を伺った。
(取材日:2026年4月9日)

まとめ

  • お客様名 ANAホリデイ・イン東京ベイ
  • 業種 ホテル業
  • 課題 インバウンド比率が80%を占める一方、多言語対応ができる人材確保が困難。
  • 目的 語学が苦手なスタッフでも躊躇せず、自信を持ってお客様対応ができるようになること
  • 効果 多言語対応により対応がスムーズとなり、業務効率化にも繋がった。
    また、お客様の母語でやり取りする事ができ、ゲストから喜ばれることが増えた。
ANAホリデイ・イン東京ベイ

訪日インバウンド80%、少人数運営を支える「安心感」

昨今、多言語対応ができる人材の確保は困難を極めている。同ホテル宿泊部支配人の今木重光氏は「募集をかけても、必要な人材が集まらない。英語に苦手意識のあるスタッフが躊躇せず、自信をもって活躍してもらうためにも、何らかのソリューションが必要だった」と話す。

そこで、同系列の「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」で利用実績のあったKOTOBALを導入した。

その結果、「導入は大成功だった」と今木氏は喜ぶ。「当ホテルのフロントは、基本的に2人体制。言語対応で別のスタッフがサポートに入ると、お客様をお待たせする時間が増え、フロント機能が一時的に止まる。KOTOBALによってこの事態を回避できるようになり、お客様への印象は良くなった」(今木氏)。

現場の評判も良い。フロントのリーダーとしてKOTOBALの使用を推進する竹原昂弥氏は「スタッフが英語対応で、1人で完結できるメリットは大きい。他のスタッフの手を借りずに対応ができ、かつ対応時間も短くなるため、業務効率化にもつながっている」と言う。加えて「互いに不慣れな英語でのやり取りの場合、不安が残ることもあったが、KOTOBALは33言語対応なので、その不安は解消された。KOTOBALを使用する事で、ゲストから『言語が通じて良かった』と喜ばれることが増えた」と、手ごたえを感じている。

固定電話へのAI電話通訳サービスが求められる理由

同ホテルは、KOTOBALの固定電話向けAI電話通訳サービスの最初のユーザーでもある。約2カ月の実証テストに協力し、現場視点でフィードバックなどもおこなった。

「対面ではボディランゲージも使えるので、言葉の壁があってもなんとか対応できるが、電話は音声のみなので本当に苦労する。独特のなまりがあると、英語が得意なスタッフでも聞き取りが難しいことも多い。KOTOBALを使うことで、スムーズに要望を理解することができるので、コミュニケーション展開の糸口につながる。そういう意味で、欠かせないツールになっている」(竹原氏)。

現在、AI電話通訳サービスの対応言語は英語のみだが、大きな戦力となっている。今木氏はこんなエピソードを明かしてくれた。

「実証テストの終了後、一時期、サービスを撤収した期間があった。それだけで心細く、サービスのありがたみを実感したスタッフが多かった。サービスがあるのとないのでは、電話を受ける心構えが全く違うようだ」。

ANAホリデイ・イン東京ベイ
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会話を「見える化」する力、データの活用にも期待

同ホテルの竹原氏は、KOTOBALの対面と電話の両サービスに共通する利点として「会話の“見える化”による安心感」をあげた。

「相手の話が視認できれば、会話をしながら回答を準備でき、対応に余裕が生まれるので、心のゆとりができ、ストレス軽減にもつながっている。加えて、会話のテキスト履歴が記録として残せるので“言った言わない”のトラブル対処がしやすくなる」(竹原氏)

今木氏は、会話の履歴の活用を視野に入れている。「やりとりの多い会話の内容や適切な対応の例を、新人研修の材料にすることもできるのではないか」。

さらに、人材確保の面でもプラスの効果を期待する。ホテルの現場では、外国語対応へのストレスが、離職につながるケースもあるからだ。

「インバウンドが増え続ける中、これからは今まで以上にKOTOBALを使いこなすことが不可欠。ホテル滞在を楽しんでもらうためのコミュニケーションなど、積極的に活用したい。また、KOTOBALの利用を通じ、スタッフの語学力や接客力が向上することも期待している」と今木氏。

※本記事はトラベルボイスの掲載された記事を要約したものとなります。
全文はこちらから:https://www.travelvoice.jp/20260521-159784

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